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代表メッセージ

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ミワテックの代表取締役、田邉隆博です。このたびは弊社HPに足を運んでいただきまことにありがとうございます。
私の仕事に対する想いを、ぜひここでお話させてください。

父から受け継いだ会社と想い

父は私が生まれたとき、待望の男児が生まれたことを心から喜んだと聞いています。息子である私に、何かを残したいと思ってくれたのでしょう。父は昭和34年に、ミワテックのルーツとなる「美和土建」という土木事業を立ち上げました。

父が作った会社は、いずれ自分が受け継ぐものだと物心ついたころから感じていたので、他の仕事がしたいと思ったことはありません。経営や仕事の方向性で父とケンカをしたことはありますが、会社から離れようと悩んだことは一度もありませんでした。

多くの公共事業を請け負っていた「美和土建」ですが、時代の流れで事業が縮小していったことから、別の分野への進出を検討せざるを得なくなりました。父と相談して製造業への進出を決意し、平成16年に「ミワテック」を創業しました。

「働きやすい環境」を考えるのが経営者としての責任

父の経営者としての背中を見て育ったことで、自分の中にも経営者としての責任感は自然と芽生えていました。その中でも一番大きかったのは、「雇用すること」への責任感です。自分の家族はもちろん、従業員、そして従業員の家族の生活を守っていこうという使命感を持ち、これまでやってきました。

働く上で、守らなければならないものは生活だけではありません。
人間関係も含め、現場ではいろんな問題が生じます。いい製品を作る上で、納得いくまで話し合う場が必要にもなります。
そういったさまざまな意見や問題を統率して、みんなが嫌な思いをせずに働きやすい環境を作っていくことも経営者の仕事だと考えています。

ミワテックのこれから

ミワテックはリサイクル製品(トナー)を製造し、徐々にハーネス事業へと移行しています。
現在は下請けの仕事が多いのですが、自社の設備を有効活用することで独自の製品を開発したり、別の業界へもチャレンジできるのではないか、と考えています。

自分や父は、土木で苦しい思いをしてきた時代がありました。だからこそ、いずれ自分の子どもたちや、従業員には同じ思いをさせたくありません。
そのために大事なのは、よりよい製品をつくっていくこと。品質や技術を向上していくことが、賃金を含め働く環境をよくしていくことに繋がっていくと思います。

そして、私自身が「いずれは特許を取り、自社で製品開発をしていきたい」という大きな夢を持っています。「金型さえあれば何でもできる」というのは、成形部門の面白みなんですね。
そのために社員にも積極的にアイディアを出してもらいたいですし、一緒に夢に向かって挑戦していきたいですね。